平成の女道楽 内海英華でございます [内海英華/ZIP-0032]

平成の女道楽 内海英華でございます [内海英華/ZIP-0032]

販売価格: 2,381円(税別)

(税込: 2,619円)

重み: 120g

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商品詳細

数少ない上方寄席囃子。長らく途絶えていた女道楽〜都々逸、端唄、小唄、漫談、踊りなどの様々な芸を舞台の上で披露する三味線芸のひとつ〜の復活を試み「英華流女道楽」を確立。現在、大阪で唯一の女道楽として舞台や落語会で大活躍中。

『女道楽とは』
紙切り、太神楽、奇術などといった寄席芸の一つで、大正時代に全盛期を迎えていたという。
女性の芸人が唄や踊り、そして間に軽妙なトークをはさんで披露する。
内海英華の師匠、河本壽栄によると、「女道楽というのは、その昔、花柳界の方とか、一般の方も芸事をいろいろやってはるけど、それとはちょこっと違うところがないとお客さんに感銘してもらわれへん。
玄人筋から見て、あー、こんなこともできんねんなぁ、ほぉー、粋やなあというところがないと道楽ではないんやなあ。で、一人でするのも道楽やけれども、またとえば三味線を弾く人、唄のものすごい上手な人、踊りのうまい人という人たちが舞台の上に何人も集まってするのも道楽なんや」とのこと。
東京にもあったが現在は廃れ、現在では上方で内海英華がただ一人その型を護っている。

Utsumi Eika
"Heisei no Onna-doraku: Utsumi Eika de Gozaimasu" 8.20.2009
Utsumi Eika is Japan's only onna-doraku artiste and a yose-jamisen player based in Osaka - the country's second biggest city, situated in the west, where the entertainment business is thriving. Onna-doraku is the Japanese equivalent of vaudeville, performed by a female entertainer, which often features dance, music and talk. Yose-jamisen consists of shamisen (traditional Japanese 3-stringed instrument) music and words, performed at yose (comedy theater) to introduce the audience to the shows or entertain them during the intervals. Utsumi entered Osaka's entertainment world in the early 1980s, having trained in the disciplines of comedy performance and shamisen. In 2012 she was awarded the prestigious The National Arts Festival Grand Prize (division of popular entertainment) given by Agency for Cultural Affairs in recognition of the excellence of her performance. On this CD she introduces people to the comedy shows through witty words, shamisen and taiko (Japanese drums). She also performs onna-doraku shows with fascinating singing and shamisen-playing. Listeners will feel as if they were in the middle of a lively yose in Osaka.


【商品情報】
タイトル:平成の女道楽内海英華でございます
アーティスト名:内海英華
発売日:2009年8月20日
発売元:ジパングプロダクツ株式会社
価格:¥2,619(税込)
品番:ZIP-0032
フォーマット:CD
JAN:4582271150371

-------------------------------------------------------------------一部試聴できます
01  (ごあいさつ)
<大阪のとある寄席にて>
02 一番太鼓
03 (上方寄席囃子とは)
04 二番太鼓
05 (前座さんの出囃子)
06 石段
07 (二ツ目さんの出囃子)
08 だんじり
09 (五代目桂文枝師匠の出囃子)
10 廓丹前
11 (桂米朝師匠の出囃子)
12 三下がり鞨鼓
13 (六代目笑福亭松鶴師匠の出囃子)
14  舟行き
15 中入り
16 (女道楽とは)
17 中シャギリ
<英華の舞台>
18 佃
19 お座付き
20 どんどん節
21 淡海節
22 英華の都々逸
23  あんこ入り都々逸(たぬき)
24 野崎
25 バレ太鼓
26 (寄席の終演)
<英華のおまけ>
27 (英華のおまけ)
28 愛宕山坂
29 (寄席の踊り)
30  かっぽれ
31 (寄席の唄、大阪の唄)
32 浪花の四季
33 城の馬場
34 五段返し
35 松づくし
36 堀江の盆踊り
37 (ごあいさつ)

[BONUS TRACK]
38 軒簾
39 都囃子
40  浪花小唄

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【内海英華 プロフィール】
大阪生まれ
幼い頃より漫才や落語などの演芸を親しむ。次第に落語に惹かれるようになり、中学三年生でついに二代目桂春蝶の門をたたくが師のすすめにより高校に進学するも「女の弟子は取れない」とのことで入門を断念。
昭和53年 寄席に出入りしているうちに旭堂南陵のもとに女流講釈として入門、南蝶を名のる。翌年、高校三年生の春休みに新世界の新花月にて女流大会で初舞台をふむが、体調を崩したこともあり廃業。
昭和56年 漫才師内海カッパ・今宮エビスの、カッパに師事、内海英華の名を名のる。
昭和57年 三味線の稽古を始め、寄席囃子を故桑原ふみ子(杵屋柳翁)に師事する。
昭和59年 桑原あい子の名で寄席囃子を始める。上方落語界でも数少ない寄席三味線を弾き、ホール落語会や寄席中継などでも活躍する。
平成 6年 寄席三味線への継承発展の功績が認められ、第11回大阪市「咲くやこの花賞」を受賞。
平成16年 四代目林家染丸のすすめ・助言もあり三味線漫談を始め、立花家橘之助の浮世節『たぬき』を聴き演奏したいと思い、河本壽栄(二代目桂春團治の奥方、女道楽の桂春駒)の元へ稽古に通う。次第に都々逸、寄席の唄などを取り入れ、内海英華流女道楽を組み立てる。現在では、大阪で唯一の女道楽として舞台や落語会で大活躍中。

現在、全日空機内放送にて「全日空寄席」のパーソナリティーでも活躍中。他にも、南京玉すだれ・寄席の踊り、などと活躍するほか、トロンボーンを関西屈指のビッグ・バンド、アロージャズオーケストラの宗清洋に師事。また、お囃子とジャズを融合させた「お囃子JAZZ」でライヴを行ったりと各方面で才能を発揮している。

平成24年、公演「平成の女道楽 内海英華でございます in 神戸」にて文化庁芸術祭大賞を受賞。


(録音メンバー:林家和女、英華、桂阿か枝、笑福亭喬若、林家うさぎ)


内海英華オフィシャルサイト



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平成の女道楽 内海英華でございます - 内海英華

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