LAST TANGO [LAST TANGO/ZIP-0045]

LAST TANGO [LAST TANGO/ZIP-0045]

販売価格: 2,667円(税別)

(税込: 2,934円)

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商品詳細

バイオリニスト柴田奈穂率いるLAST TANGOのファーストアルバム『LAST TANGO』"終わりは新しい音楽の始まり"そんなサウンドを目指し、タンゴの既成の枠を超えたオリジナリティ溢れる新しさを求め、日々深化中。タンゴの名曲にメンバー書き下ろしのオリジナル曲を含め10曲を収録。

どんなに強く抱きあっても残る女と男のスキマに
音楽がはさみこまれマサツが生まれる
それは恋とか愛とかを越えて揺れる  下田逸郎

非常にリリカルなサウンド。
その中に、ある時は艶やかに、ある時は激しく、躍動する音楽・・・
いいバンドだと思う。  中西俊博

Last Tango "Last Tango" 06.03.2013

Last Tango is a quintet of experienced musicians led by violinist Shibata Naho. Fascinated by tango music, Shibata traveled to Buenos Aires alone in 2006 to study under Argentinian tango violinist Fernando Suárez Paz – resulting in the recording of her first solo album "Buenos Aires no Fuyu" backed by acclaimed local musicians. After releasing more albums, she formed Last Tango with fellow frequenters of a small live music bar on the outskirts of Tokyo called On the Railroad who share a pure passion for Argentine tango. The 2013 self-titled album – a mixture of their own compositions and covers of classics by tango masters such as Astor Piazzolla and Angel Villoldo – is deeply rooted in Japan, where they all live, and is their own original interpretation of tango with a modern twist. They define the 'last' in Last Tango as an ending that signals a new beginning.


【 商品情報 】
タイトル     :LAST TANGO
アーティスト名  :LAST TANGO
発売日     :2013年6月3日
発売元  :ジパングプロダクツ株式会社
価格 :¥2,934(税込)
品番 :ZIP-0045
JANコード番号 :4582271150500

-------------------------------------------------------------------全曲試聴できます

1.  Romance del Diablo/悪魔のロマンス
Astor Piazzolla 5:40
1965年に発表された、『悪魔のシリーズ』の2曲目だが、ここでいうロマンスとは恋愛のことではなく、大草原の吟遊詩人による歌のことである。

2.  Last Tango
柴田奈穂 3:07
柴田奈穂作曲。バイオリンのカデンツァに始まり、やがてマヤンの声が「ラストタンゴ宣言」を告げている。
ー私たちはここに住み、生きている。ここで私たちのタンゴを奏でていく。
テーマには、タンゴのリズムの原型とも言われるカンドンベのフィーリングを生かしている。

3.  El Último Café
Hector Stamponi / Catulo Castillo 4:54
霧雨降るカフェでの恋人との別れを回想する、タンゴバラードの名曲。タンゴには珍しく女性が失恋する内容となっている。江森孝之の編曲。

4.  Yo soy María
Astor Piazzolla / Horacio Ferrer 3:17
ピアソラが詩人のオラシオ・フェレールと組んで手がけた小オペラ「ブエノスアイレスのマリア」の中で歌われる曲。この小オペラでは、小悪魔の子を身籠ったマリアの堕落と死が描かれている。1968年初演。

5.  Vals de Mayo
江森孝之 3:47
アルゼンチンに昔からありそうなワルツを、というコンセプトで江森孝之が書いた曲。ギターによる旋律が各楽器へと受け継がれていく。

6.  百万遍
田ノ岡三郎 5:29
この曲を書いた田ノ岡三郎は、「京都には何か人を狂わせる情念のようなものがある」と言う。その街角にただよう空気をメロディーに閉じ込めて、ラストタンゴにふさわしく各々のソロも際立つ作品になった。

7.  Chiquilín de Bachín
Astor Piazzolla / Horacio Ferrer 3:51
“チキリン”(=小僧、チビ)と呼ばれる小さな少年が夜の酒場(バチンは店名)でバラの花を売って、人生の希望と絶望の狭間で生きる物語。幼少から貧しい生活だったピアソラが自分の人生を写したのか、バラードワルツ。

8.  El Choclo
Ángel Villoldo 4:54
タンゴ界の初のシンガーソングライター、アンヘル・ビジョルドによって、1930年に作曲された古典タンゴの代表的名曲。「エル・チョクロ」は「とうもろこし」という意味。世界中で演奏されている曲である。ラストタンゴでは、ベースとギターによるフリーソロを導入した。

9.  Por una Cabeza
Carlos Gardel / Alfredo Le Pera 3:11
1935年に飛行機事故でこの世を去ったカルロス・ガルデル。今でも国民的人気を誇る俳優であり、歌手でもあった彼の最後の主演映画「タンゴ・バー」の挿入歌として作られたこの曲は、アルゼンチン人らしく恋の勝ち負けを競馬に例えて歌ったもの。

10.  Concierto para Quinteto
Astor Piazzolla 10:00
1970年ピアソラが発表した当時の編成は、バンドネオン、バイオリン、エレキギター、ピアノ、コントラバス。それぞれ奏者の魅力を最大限にフィーチャーしようとした大曲だ。ここではオリジナルイントロから圧巻のラストまで、ラストタンゴのメンバー4名で奏でている。

本編:時間49分
曲目解説:柴田奈穂


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【 LAST TANGO 】

2010年、アルゼンチンタンゴを演奏する目的で集い、成増の小さなミュージックバー「On The Railroad」で生まれ育つ。『終わりは新しい音楽の始まりー』そんなサウンドを目指すという思いをこめ「LAST TANGO」と命名し、2011年バンドとして正式に船出を果たす。
単身ブエノスアイレスに渡りフェルナンド・スアレス・パス氏のもと研鑽を積み、さらに現地でソロアルバムも制作した、情感溢れるバイオリンの柴田奈穂を筆頭に、アコーディオンには旅を愛し、その圧倒的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了し続ける田ノ岡三郎。ギターには、かつて志賀清氏や藤沢嵐子氏のバンドに在籍経験を持ち、ストイックでありながら香り高い音色を持つ江森孝之。ベースにご機嫌なサウンドでビートを支え、上々颱風でも活躍する西村直樹。ボーカルには、「LAST TANGO」の発祥の地である「On The Railroad」の歌姫マヤン。さらにオリジナリティ溢れるサウンド目指し、日々深化中!

柴田奈穂 しばたなほ(バイオリン)
6歳よりバイオリンを始め、これまで仙崎明子氏、F・スアレス・パス氏、中西俊博氏に師事。タンゴに傾倒し、2006年単身ブエノスアイレスに渡り、ワルテル・リオス氏ら現地トップミュージシャンたちとファーストソロアルバム『ブエノスアイレスの冬』を制作、発表。2009年関西発の『ベルデスクロアンド』制作。2013年『名前のない舟〜柴田奈穂下田逸郎を弾く〜』制作。現在自身のバンド「LAST TANGO」、「NaoNaho」の他、サポートを含むさまざまなライブ、レコーディングで活動中。

田ノ岡三郎 たのおかさぶろう(アコーディオン)
旅するアコーディオニスト。音大卒業後独学で活動開始し、後にパリにてダニエル・コラン氏に師事。最新作『旅をはじめよう 汽車に乗ろう』など、これまでに三作のリーダーアルバムを発表。幅広いジャンルのアーティストからの信頼も厚く、録音参加やコンサート客演、舞台やTVへの出演も多数。歌うように奏であげるアコーディオンの音色には定評がある。多種多様なイベントでステージを務め、生のアコーディオンの音色を最大限に生かしたアンプラグド・ライブも各地で好評を博す。

江森孝之 えもり たかゆき(ギター)
潮先郁男氏にジャズギターを師事。バークリー音楽院卒業。尾田悟氏のグループでプロとしての演奏活動を始める。様々なアーティストのサポート、aレコーディングやミュージカル等幅広いフィールドで演奏活動している。タンゴのフィールドでは志賀清氏のグループに在籍し、藤沢嵐子氏のサポート等をしていたという経験を持つ。アコースティックなフュージョン系のバンド、「パナシェ」のリーダーとしてライブ活動を行い、3枚のCDをリリースしている。

西村直樹 にしむらなおき(ベース)
1995年に「上々颱風」にベースで参加。「上々颱風」の活動の他にパーカッションの岩原大輔とアコーディオンの梅野絵里との「トリオ旅猫油団」、サックスの渡辺ファイヤー率いる「ファイヤーセッション」、他にも様々なスタイルのアーティストのサポートや録音に参加する。2011年柴田奈穂と出会い活動を共にする。柴田とは「LAST TANGO」の他にデュオユニット「NaoNaho」でオリジナルな世界を展開中。

マヤン まやん(ヴォーカル)
ォーカリストであり、ミュージックバー「On The Railroad」(板橋区成増)のオーナー。Tangoの他にJazz、Bossa Nova、Pops、Rock・・・音楽のジャンルを超えてオールマイティーに歌う。バイオリンの柴田奈穂らメンバーと出会い、Tangoの魅力に嵌り自己の新しい一面を発掘中。音楽とお酒と猫をこよなく愛する、情熱的で、時に涙もろいラテンな女。

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