うたほぎ vol.3 [DUOうたほぎ(吉川真澄&佐藤紀雄)/ZIP-0059]

うたほぎ vol.3 [DUOうたほぎ(吉川真澄&佐藤紀雄)/ZIP-0059]

販売価格: 1,000円(税別)

(税込: 1,100円)

数量:

商品詳細

童謡・唱歌・民謡を独創的な編曲で聴かせるシリーズ『うたほぎ』。
歌とギターの新しく斬新で多様な表現を追求した作品を次々と生み出しています。
vol.3は争い、別れ、さまざまな苦しみから溢れ生まれる祈りやねがいをテーマに構成されています。

前作につづきジャケットの絵は平体文枝さんの作品です。
タイトル「正夢」


【演奏者】 ソプラノ:吉川真澄  ギター:佐藤紀雄
【編曲者】 増本伎共子 渡辺裕紀子 平野一郎 Momo アタナス・ウルクズノフ キム・ヨハン

【 商品情報 】
タイトル:うたほぎ vol.3
アーティスト名:吉川真澄 & 佐藤紀雄
発売日:2018年5月27日 
発売元:ジパングプロダクツ株式会社
価格:¥1,100(税込)
品番:ZIP-0059
JANコード番号:4582271150722

【メディア掲載】
雑誌CDジャーナル2018年7月号
「証城寺の狸囃子」の奔放な歌唱に吉川真澄の真骨頂が発揮される。武満徹の「死んだ男の残したものは」に漂うペーソスも筆舌に尽くし難い。最大の聴きものは文殊菩薩への祈りを込めた平野一郎の「りゅうのこもりうた」。行間を爪弾く佐藤紀雄のギターが秀逸だ。
『intoxicate vol.134』
歌(吉川真澄)と、ギター(佐藤紀雄)のデュオによる童謡・唱歌・民謡を題材にしたシリーズ第3弾『うたほぎvol.3』。今回も歌い継がれている名曲8曲を収録。山田耕筰作曲の《からたちの花》はギターの柔らかく優しい音色が風のように吹き抜ける。北原白秋の歌詞も丁寧に歌われ、珠玉の1曲。童謡《証城寺の狸囃子》や《あんたがたどこさ》は独創性に溢れるアレンジ。オトナの”童謡”といった趣。ポピュラーからクラシックの歌手まで幅広く歌われる武満徹作曲、谷川俊太郎作詞による《死んだ男の残したものは》は切ないメロディと歌詞がしみじみと染みわたる。美しい日本の歌を親しみやすく届けてくれる。
-------------------------------------------------------------------Click to listen
1. あんたがたどこさ Antagata Dokosa
わらべうた 編曲:増本きく子 (1:34)
2. アリラン Arirang 아리랑
朝鮮民謡 編曲:キム・ヨハン (3:07)
3. 君死にたもうことなかれ Kimi Shinitamoukoto Nakare
作詞:与謝野晶子 作曲:吉田隆子 編曲:佐藤紀雄 (6:31)
4. からたちの花 Karatachi no Hana
作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰 編曲:Momo (2:17)
5. 証城寺の狸囃子 Shojoji no Tanukibayashi
作詞:野口雨情 作曲:中山晋平 編曲:アタナス・ウルクズノフ (1:14)
6. 死んだ男の残したものは Shindaotoko no Nokoshitamonowa
作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹 編曲:渡辺裕紀子 (5:18)
7. りゅうのこもりうた Ryû no Komoriuta
作詞:平野一郎 作曲:平野一郎 編曲:平野一郎 (6:33)
8. ねがい Negai
作詞:佐藤 信 作曲:林 光 編曲:渡辺裕紀子 (4:24)

本編:時間31分
---------------------------------------------------------------------------------------
吉川真澄 & 佐藤紀雄(DUO うたほぎ)
ソプラノ歌手の吉川真澄、アンサンブル・ノマド音楽監督/ギター奏者の佐藤紀雄とのDUO うたほぎ。ジパングより武満徹の歌曲を収録した『POP SONG』(2010)を始め、日本の童謡・唱歌・民謡を題材に、シリーズ第1作目『うたほぎvol.1』(2014)、つづく『うたほぎvol.2』(2016)をリリース。

【吉川真澄 Masumi Yoshikawa (ソプラノ)】


岸和田生まれ。相愛学園大学音楽学部声楽学科声楽専攻卒業、桐朋学園大学研究科声楽専攻修了。田中万美子、松本美和子、木村俊光、平山美智子の各氏に師事。E.アメリンク、K.ラキ、G.トゥッチ、S.ゲスティ、J,デムス、W.リーガー、鮫島有美子各氏のマスタークラスを受講。
これまで様々なオペラや宗教音楽のソリストを務めドイツ•リートなどクラシック音楽に傾倒する一方で、オペラ「ポポイ」(間宮芳生作曲)、モノオペラ「邪宗門」(平野一郎作曲)世界初演をはじめ多くの新作初演に携わり、サントリーサマーフェスティバルや小値賀国際音楽祭、アンサンブルノマド定期演奏会に出演するなど、現代音楽の分野で目覚ましく活躍。
2009年・・・般若佳子(ヴィオラ)、菊地奈緒子(筝)と共に「オトナリトリオ」を結成。
2011年 ・・・作曲家・演奏家・美術家によるユニット「音色工房」に参加。
2012年・・・柏木麻里(詩人)、大須賀かおり(ピアノ)と共に誰もが愛唱できる普遍的な「歌」の普及を目指し委嘱初演を重ねる童謡ユニット「KOHAKU(コハク)」を結成。
極めて個性豊かな活動を展開し、地元•岸和田でのリサイタルは多くのファンに支えられ毎年一回のペースで10年以上続けている。CDとして武満徹の歌曲をギター伴奏で歌った『武満徹 POPSONG』(2010年ジパングプロダクツ)、大場陽子作詞作曲『お豆の物語&ゆきむすび』(2013年soyレーベル)、『うたほぎ vol1』(2014年ジパングプロダクツ)、『KOHAKU 歌われる詩たち』(2015年ジパングプロダクツ)、『うたほぎ vol.2』(2016年ジパングプロダクツ)をリリース。第7回松方音楽賞大賞受賞。平成16年度文化庁国内芸術インターンシップ研修生。日仏現代音楽協会会員。佐藤紀雄とのデュオ”うたほぎ”の2015年公演「DUOうたほぎリサイタル2015-春夏秋冬―」が第15回サントリー佐治敬三賞受賞。  


HP( http://www.masumi-yoshikawa.jp )




【佐藤紀雄 Norio Sato (ギター)】

 1951年生まれ。1971年(現)東京国際ギターコンクール優勝。以後、ギター演奏と指揮活動を広範囲に行ってきた。ギター演奏においてはクラシックレパートリーの他、武満徹、高橋悠治、近藤譲、松平頼暁、福士則夫、その他多くの作品の初演、また指揮者としても内外の新しい作品の初演を含め数多く演奏している。
海外からの招聘も多く、これまでにパリ、ニューヨーク、ハンブルク、ロンドン、メルボルン、北京、メキシコ、デンマーク、フィンランド、エストニア、 ブルッセル、アントワープ、ハバナ、イタリアなどでリサイタルや各地のアンサンブルと共演してきた。1997年にアンサンブル・ノマドを結成し、音楽監督として毎年定期演奏会を開いてきた。またアンサンブル・ノマドでも海外から多く招かれ、 ハッダースフィールド音楽祭、ガウデアムス音楽週間、モレリア音楽祭など主要な音楽祭で演奏してきた。
1990年、京都音楽賞(実践部門賞)。
1994年、中島健蔵賞。1996年、朝日現代音楽賞。
2002年、アンサンブル・ノマドとして第二回佐治敬三賞を受賞。
2015年、吉川真澄とのデュオ“うたほぎ”の2015年公演「DUOうたほぎリサイタル2015-春夏秋冬―」が第15回サントリー佐治敬三賞受賞。
CDではギター・ソロ作品、吉川真澄とのデュオ作品『武満徹 POPSONG』(2010年ジパングプロダクツ)、アンサンブル・ノマド初のオリジナルアルバム『めぐる〜MEGURU』(2014年ジパングプロダクツ) 、『うたほぎ vol1』(2014年ジパングプロダクツ)、『うたほぎ vol.2』(2016年ジパングプロダクツ)など多数リリース。
現在、広島エリザベト音楽大学、桐朋芸術短期大学、日本大学芸術学部で後進の指導にあたっている。


HP( http://www.ensemble-nomad.com/)